専務理事の朝倉です。
総務省からマルウェア感染ツールをダウンロードさせる不審メールへの注意喚起
総務省は、11月14日、OCNなどで有名な「NTTコミュニケーションズ株式会社」の名前を騙り、コンピューターウィルス(マルウェア)に感染させるツールをダウンロードさせるメールが発信されているとして注意喚起を行ないました。
不審なメールの題名
メールの題名は、以下のようになっておりますので、「NTTコミュニケーションズ株式会社」から届いたとしても、開封なさらないようにご注意ください。
【重要】総務省共同プロジェクト コンピューターウィルスの感染者に対する注意喚起及び除去ツールの配布について
以下、総務省ウェブページを抜粋。
「NTTコミュニケーションズ株式会社」の名前を騙り、コンピューターウィルスに感染しているので、除去ツールをダウンロードし、コンピューターウィルスを除去するよう促すメールが発信されています。このメールに記載の指示に従うとマルウェアに感染することが判明しております。
このようなメールが届いた場合は、添付されているファイルを絶対に開かず、破棄してください。また、題名、本文情報等が異なる類似のメールが存在する可能性がありますので、ご注意ください。
なお、NTTコミュニケーションズ株式会社からこのような注意喚起メールを発信することはございません。メールの題名例: 【重要】総務省共同プロジェクト コンピューターウィルスの感染者に対する注意喚起及び除去ツールの配布について
総務省へのお問い合わせ(連絡)先
お問い合わせは、総務省の下記までと記載があります。
情報流通行政局情報流通振興課
情報セキュリティ対策室
電話:03-5253-5749(直通)
FAX:03-5253-5752
怪しいメールは、冷静な判断を
ここ最近、JTB子会社のメール開封にはじまり、三井住友銀行など名だたる有名企業を騙ったメールが多く散見されます。
添付ファイルの開封に気をつけるように言われていても、「取引先からのメールだし・・・急がなきゃ・・・」と思っているとウィルスが仕込まれていたりだとか(JTB子会社)、HTMLメールのボタンをクリックしたら、ウィルスのプログラムをダウンロードが始まったりするケースがありますので、100%防ぎようがないのが現状ですね。
おかしな日本語のメールにある添付ファイルを開いたり、身に憶えない案内メールに惑うことがないように冷静に判断しましょう。・・・としか言いようありません。
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