クール・ビズ 2017年5月1日〜9月30日まで実施
環境省は、温室効果ガス削減のために、冷房時の室温28℃で快適に過ごすライフスタイル「クール・ビズ」が5月1日より実施します。
適正な室温管理と、各自のTPOに応じた軽装など無理のない工夫を呼び掛けます。
2017年の実施期間は、5月1日〜9月30日です。
活動の詳細については、COOL BIZの公式サイトをご覧ください。
2005年 小池百合子氏が環境大臣の時にスタート
クール・ビズは、2005年、小池百合子(現東京都知事)氏が環境大臣だった頃に、「夏場の軽装による冷房の節約」を目的にスタートしました。
その年末には、2005年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選定されるなど、周知されました。
2007年にまとめられた世論調査ではクールビズを「詳しく知っている」「聞いたことがある」と答えた人は合わせて91.2%に達するなど、多くの人がクール・ビズを認知しています。
でも衣替えって、6月1日が一般的では?
2011年の震災よる電力不足を機に、当初の6月1日から、5月1日に実施するようになりました。
まだジャケットを脱ぐのには肌寒く、少し早い感じがしますが、今年も、5月1日からのスタートとなっております。
衣類の買い換えよる大きな経済効果
このクール・ビズの期間中は、ノータイや半袖のシャツで勤務することがOKとなる会社が多くなりました。
この期間中は、アパレル業・百貨店にとって、紳士服の商機となり、開襟シャツやポロシャツなどの夏服の売り上げアップし、大きな経済的な効果をもたらしています。
第一生命経済研究所が試算では、クール・ビズの実施によって衣類の買い換えが日本経済に与える経済効果は1,000億円以上と試算されています。
自治体では、アロハシャツやかりゆしウェアも
この時期になると、テレビで、アロハシャツやかりゆしウェアを着た役所の職員を目にしますね。イケてるのかどうかは、別ですが。。。
2012年から、環境省では「スーパークールビズ」という打ち出し、TPOに応じてTシャツやジーンズでの勤務もOKとなりました。
経済効果は出ている一方で能率低下も
Wikipediaに、以下のような記述がありました。
日本建築学会は2008年に、神奈川県の電話交換手100人を対象に1年間かけた調査で、室温が25度から1度上がるごとに作業効率が2%ずつ低下し、冷房温度を28度とした場合、冷房の設定が25度の場合と比べ、軽装のみでは、能率低下で期間中、オフィス1平方メートルあたり約1万3000円の損失が出るという試算を発表した。
クール・ビズ – Wikipedia
上記にあるように、28℃設定の暑い中で仕事をやっても、生産性が落ちることも考えられます。
喫茶店でサボる営業マンがいたり、ウチワで仰ぎながら仕事したのでは、確実に生産性が落ちますね。
やはり冷房の温度は、25度ぐらいのほうが、生産性が上がって良い気がします。。
結局、服装だけクール・ビズとなる企業が多いのではないかと思います。
冷えたビールが美味しい季節になりました
これ、プレモルのシールを集めると貰える商品ですが、Amazonでも売っていました。
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