フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリは、2017年11月14日、ユーザーにより安心・安全に利用してもらうために、3点の仕様変更を12月上旬から行なうと発表しました。
仕様変更点は、以下のとおりです。
1. 初回出品時の本人情報登録必須化
初回出品の際に、本人情報(住所・氏名・生年月日)の登録が必須となります。登録された本人情報と売上金の銀行口座名義が一致しない場合は売上金を引き出せなくなります(※)。なお、過去に出品経験のあるお客さまについても、本人情報が未登録の場合は登録が必要です。
※家族名義の銀行口座や婚姻等による改姓等の場合を除く
既に出品経験の有る人には、関係ないと思われがちですが、よく読みますと、
「出品経験がある人でも、本人情報が未登録の場合は登録するが必要ある」とのことなので、ご注意ください。
盗品や不正出品の抑止と警察への捜査協力を早期に行えるメリットがあります。
ただ、免許証など本人を確認するものを提出することがないので、まだまだ抜け道があるかもしれません。
2. 振込申請期限の変更
売上金の振込申請期限を従来の1年間から90日間へ変更します。適用対象は当仕様の変更以降に完了した取引で得られた売上金に限り、変更以前からの売上金の振込申請期限は変わりません。なお、振込申請期限までに売上金が利用されない場合、登録された銀行口座に自動的に振込まれます。
期限を超えると自動的に登録された銀行口座に振り込まれるため、
特に売上金額が1万円に満たない場合は、210円の振込手数料が引かれるため、それが嫌な人は、期限内にメルカリポイントに変えて購入資金に変えておく必要があります。
3. 売上金を用いた商品購入手順の変更
売上金を使用した直接の商品購入ができなくなり、商品を購入できるポイント(1ポイント=1円)と交換する手順に変更します。
売上金を使って購入している私にとっては、これが大きな変更点となります。
期間短縮と事前支払(プリペイド)式にすることで、多くのユーザーが売上金をポイント購入に充てたり、振込にしたり、素早く行なってくれるため、メルカリ側の資金管理や経理処理が簡単になりそうです。
ただ、売上金を使って購入に充てていたユーザーにとっては、購入前にメルカリポイント購入する手間が増えます。また、一度購入したメルカリポイントは、現金化できません。
私も、売上金を購入に充てているため、これはデメリットでしかないですね。
出品者がこれだけ多いと、私と同じように売上金を購入に充てているユーザーも多いと予測できます。
この点を、多くのユーザーがどう捉えるか、今後メルカリが、さらにユーザーを伸ばして、取引が活発なるかポイントとなります。
というわけで、12月上旬より仕様変更されますので、メルカリユーザーの方は、ご注意くださいませ。
仕様変更にかんするメルカリのプレスリリース全文は、下記リンクよりご覧ください。
フリマアプリ「メルカリ」仕様変更のお知らせ | 株式会社メルカリ
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