【商標登録サービス】「Cotobox」β版をリリース

Cotoboxウェブサイト

専務理事の朝倉です。
中小企業でも、気軽に商標登録が行えるサービスがリリースされましたので、お知らせいたします。

商標登録サービス「Cotobox」β版がリリース

cotobox株式会社は、2017年11月20日、独自開発のAI技術を活用して、商標登録の準備が最短3分でできるサービス「Cotobox」がリリース（β版）いたしました。
「Cotobox」を利用することで、スムーズな商標登録を促進し、すべての企業に対し自社ブランド保護・育成のきっかけとなるとのことです。

ニュースリリースを一部抜粋してお知らいたします。

背景

このサービスがリリースされた背景は、以下のようなことからでした。

昨今、商標に関する法律リスクが顕在化し、ネーミング変更や金銭での解決を余儀なくされるケースが散見されます。しかし、中小企業にとっては、商標の保護を後回しにせざるを得ない実態があります。実務経験がない人にとって商標登録作業は煩雑で分かりづらく、自分で事前調査や書類作成を行うには膨大な時間を要します。一方で、弁理士等の専門家に依頼するということは、費用面でハードルが高いものでした。

中小企業にとっては、敷居が高い商標登録は、分かりづらくて、面倒で、時間が掛かりそうで、費用が高くなりそうで、二の足を踏んでしまい他社に取られていたなんてこともあるかと思います。
「Cotobox」は、上記にあるように、商標登録を、簡単・スムーズ・スピーディ・リーズナブルに行えるようになるサービスになるものです。

想定ユーザー

経営者や事務・管理業務等を行なう方で、以下のような方を想定しているとのことです。
以下のような課題がある方は、検討してみてはいかがでしょうか？

自社の商品名・サービス名を真似されたくない

これから新商品・新サービスをプレスリリースする

商標登録はメイン業務ではなく、本業に集中したい

商標・法律について、よくわからない

「Cotobox」の強み

(1) 現役弁理士による専門性

今まで特殊性が高くブレイクスルーがなかった商標登録の分野を、現役弁理士がサービスを主導することでリリースに至りました。

弁理士資格のないベンチャー企業が行なうサービスではなく、
現役の弁理士が主導してはじめたサービスなので、信頼性が高そうです。

(2) 独自開発のAI技術

Cotoboxでは、ディープラーニング（人工知能）技術を活用して、商標の権利範囲を適切に検索することが可能です。ユーザーが、気になる商品・役務の内容をテキスト入力することで、特許庁審査基準に対応する指定商品・指定役務に自動的に抽出する技術を実用化しました（特許出願中）。

「特許庁ステータスレポート2017」によると、2016年の商標登録出願件数は161,859件あるとのことです。
よって、検索プログラムの精度が低いと、目的のものを探すのだけで結構時間が掛かってしまいそうです。

Cotoboxは、ディープラーニング技術により、その精度を高めているので、商標検索が簡単に適切に行えるような感じを受けます。

(3) シンプルなUI

ユーザーにとってわかりやすいシンプルな操作性を追究しています。たとえば、商標登録チェック調査は商標登録の可能性を高める反面、「適切な区分」や「指定商品等の特定」を行わなければならず、弁理士等の専門家や実務経験者の仲介を要していました。Cotoboxは、前述のAIに加えて「シンプルで使いやすいデザイン」を徹底し、類似商標の有無を事前にチェックすることや、書類作成時の権利範囲を適切に記入することを可能にしています。

Cotoboxは、使いやすさを重視したシンプルなUI（ユーザーインターフェース）で、操作性を追求しているとのことなので、操作が不慣れな方でも扱いやすいサービスなのかと思われます。